物語閃々と - hatsune miku
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​『 物語閃々と 』

Lyrics&Music:EINE

欠ケテ、接(つ)イデモ尚、咲ク。

東雲(しののめ)に 零れる冬桜

鳥の声までは変わらず

来(こ)し方へと誘えば

元の姿はないよ、と囁く

 

何も知らぬまま手毬唄を口ずさんで

口もとに仄見える翳(かげ)にも気付かぬふり

誣(し)いごとに身を隠して

 

旅に病み 出たほころび

掬い上げ 愛でてみれば

なんだ 思っていたより

ずっと 他愛もない

仕様もない

 

一閃 開花 凛と舞え

美玉(びぎょく)は疾(と)うに飽きたのです

倦まず弛まず過ごした証 敢えて写しましょう

一閃 開花 優に翔べ

忘れるには惜しい代物

金色の模様は 美しく語るでしょう

 

欠ケテ、接(つ)イデモ尚、咲ク。

 

うつせみの世 傍目(はため)を逃れ

当て所(ど)なく彷徨い 暗れ惑う

訝られる人となり 裾の露

 

命(めい)を為し 出たほころび

紛れもなく 自分だと

そうだ 理解するには

きっと 充分だ

容易だ

 

一閃 開花 凛と舞え

虚飾は疾(と)うに棄てたのです

痛みを識った今 無駄なことなど一つもない

一閃 開花 優に翔べ

ゆめゆめ口には致しません

活きている この身体の中で

足掻いている 

 

無いものはどうしても無くて

在るものは確かに在って

やがて香り立つ花笑み

桜ほころぶ頃に

 

さあ、今

 

一閃 開花 凛と舞え

美玉(びぎょく)は疾(と)うに飽きたのです

自らを主役に据えて 景色 敢えて描きましょう

一閃 開花 優に翔べ

誇りを失わぬように

金色の模様は 美しく語るでしょう

 

欠ケテ、接(つ)イデモ尚、咲ク。